沖縄 八重山諸島旅行記 ー西表島の絶景 ユツンの3段滝へー
めんそーれ
今日も不安定な天気ですが、ユツン川河口からジャングルトレッキングで
上流にあるユツンの3段滝に行きます。他の滝に比べてマイナーなためか
事前情報がまったくといっていいほどなく、予定時間は移動時間を含め
5時間から6時間を予定。17時のフェリーで石垣島に戻る予定です。
ゲストハウスで原付バイクをレンタルして朝9時に出発。
島の北東にあるユツン川の河口に向かいます。
途中でマングローブが茂る川を渡り進んでいきます。
島の外縁に沿って北上し、ユツン川を渡る橋の手前に登山道入口。
登山口は看板もなく注意してても見過ごしてしまいますが、バスで行く場合は
運転手さんにユツンの滝入口と伝えれば目の前で降ろしてくれますし、車の場合
登山口向かいの駐車スペースを求めて向かえば見つけられると思います。
大原港から約30分で登山口に到着。
さっそく入山すると前日からの雨で足場はかなり悪くなっています。
川を数回渡る地点もかなり水量が多くなっており、膝まで水につかって
進むような状況。途中、川沿いに岩場を登る場所はかなり滑りやすくなって
いて普通の靴やランニングシューズでは雨後は危険なので注意してください。
この日のユツンは自分の他はガイドのツアーで来ていた1組のみ。
他の観光地とは違い、静かな環境の中で緑のジャングルと川の清流の音に
耳を澄ませ、大自然を満喫しながらトレッキング。これで時々スコールのように
降る大雨がなければ文句なしで最高です。
マイナスイオン全開のルートを満喫しながら歩くこと2時間と少し。
突然現れたユツンの3段滝。
雨後で水量が大きいこともありますが圧巻の眺め。足場の悪さで思ったより
時間と体力を削られましたが、すべて忘れさせてくれました。
三方を滝に囲まれているため本当に滝の中にいる感覚!
しばし堪能し滝上へ
約20分で滝上へ。ちょうど写真の足元が滝が始まる地点です。
滝直上から眼下に広がる熱帯のジャングルとサンゴの海。
色々な山に登ってきましたがその中でも特に絶景。西表島に行く際は
絶対に行く事をおすすめします。
ただこの後大雨が降り、昼飯もそこそこに下山します。
ユツンの滝はピナイサーラの滝のように観光地化されていないと
聞いてましたが、ガイドのツアーは結構行われているようで、
登山道は思ったより整備され渡河ポイントにはピンクリボンが
つけられているのでルートファインディング能力はあまり要求されません。
比較的気軽にジャングルを思いっきり堪能できます!
下山後、急速に天気が回復したためもう少し西表島にいれば良かったと
後ろ髪をひかれつつ、5時のフェリーに乗り石垣島へ。
石垣島離島ターミナルでは島の英雄、具志堅さんが出迎え。
沖縄 八重山諸島旅行記 ー西表島横断に挑戦?ー
あけましておめでとうございます。
年末年始でバタバタしていましたが少し落ち着いてきたので
今日から沖縄八重山諸島旅行記の続きを書いていきます。
残念ながら西表島滞在の2日間はスコールで携帯が半水没状態。電源がなかなか
入らなくなり、写真が少ないですがなんとなく旅の感じを楽しんでください。
今日は島の北西にある浦内川上流の軍艦岩から宿泊地の大原港まで
約20キロ、7時間で西表島を斜めに横断を計画してます。
高低差が少ないため普段の山行より少し時間は短めです。
が、、、あいにくの雨。
ジャングル内は雨だと道が荒れるとゲストハウスのオーナーからのアドバイスで
長靴を借り、島の西部にシュノーケリングに行く車に相乗りして9時に出発。
1時間後の10時に浦内川遊覧船乗り場に到着しました。
問題は天候だけでなくここで発生しました。
軍艦岩まで行く船の乗船券売り場で西表島横断(横断だと乗船券が片道の分
少し安いのです。)を告げ、入山カードの申請をしようとすると
係員の方から思いもしない一言が
曰く「西表島横断は単独では入山できません 」 ??
言ってることがよく理解できません。よく見ると入山に関する注意事項が
張り出されており2名以上でないと入山できない旨が記載されてます。
予想だにしない展開にしばしボー然
気持ちが切り替わらないまま取りあえず 滝まで行くことに。
遊覧船で両岸に広がるマングローブの森を見ながら川を上り軍艦岩へ。
道は整備されていますが、恐竜でもでできそうなジャングルを歩くこと30分弱。
展望台からのマリユドゥの滝の眺め。
マリユドゥの滝は日本の滝百選に選ばれている滝で2段の滝と丸い滝壺が特徴。
写真では分かりにくいですが遠くからでもその存在感と迫力が伝わってきます。
展望台から少し歩くと突然視界が開け、西表島の聖地カンピレーの滝が目の前に。
当日は雨が降ったり止んだりという状況だったため水量が多く大迫力でした。
この後は雨が強くなったこともあり軍艦岩まで戻り遊覧船でUターン。
星砂の浜、トゥドゥマリの浜経由で上原港まで約2時間歩き、バスで
大原港まで戻りました。
ちなみに西表島のバスはバス停以外でも手を挙げればどこでも拾ってくれますし、
降りたいところを伝えれば、道から少し外れても目の前まで行ってくれます。
本数は少ないですが唯一の公共機関は観光にも生活にも便利ですね。
という訳で今日は目的を達成できませんでしたが、必ず再訪して横断をする事を
決心しました。
明日はジャングルの中にあるユツンの3段滝に行きます。
沖縄 八重山諸島旅行記 ー日本の亜熱帯ジャングル西表島へ ー
めんそーれ
午前中は石垣島の中心部をブラブラして八重山そばを食し、離島ターミナルへ。
所要時間は約35分。
フェリーの本数も多く日帰りで西表島に行かれる方が多いのも頷けます。
到着後、昨日予約しておいた宿にチェックインしました。
今日から2日間お世話になるのは、大原港近くにある
「西表島ゲストハウス 島時間」
島に2つしかない信号の1つが目の前にあるゆったりとした、まさに島時間が
流れるゲストハウスです。一人旅の方が多いのも特徴。
ここにしたのは一人旅の方が多い事とフェリー乗り場からの便がいいことですが
決め手は他にはあまりない「夜の西表島自然体感ネイチャーツアー」を実施して
いる事です。昼は自分でジャングルトレッキングを計画していますが、夜も満喫
するため到着日にツアーに参加することにしました。
翌日は西表島横断を計画しているため、ツアー開始時間までは近所を散歩
したりしながらしばし休憩。
夕方まで時々小雨が降り気温が下がったため、直前まで決行かどうか分からず
ドキドキしましたが予定の9時に無事決行。
ツアー参加者は3名で2つのポイントを巡りました。
1つ目のポイントではマドボタルの幼虫やオカヤドカリを発見。
11月にも関わらずたくさんの蛍に囲まれるなんて西表島に来て良かった
なんて思っていたのですが、2つ目のポイントでは満天の星と天の川そして
4匹のヤシガニを始めとした様々な生き物に出会うことができました。
正直ツアーというものに参加したことが無く、あまり期待していなかった
のですが予想以上に楽しむことができました。
西表島に訪問の際は是非。おすすめです。
ゲストハウスに戻ってからは屋上で岐阜から来られたツアー参加者の方と
世間話をしながら満天の星を眺め、西表島初日が終わりました。
明日からは本格的に西表島の散策です。